生きる。
親友を一人失いました。
彼と僕は非常に気の合う仲で、でも彼の方が優秀で、真面目でした。
先行きが見えず不安に駆られる人生で「誰も悪くない」という言葉を残して、自死を選んだそうです。
彼の気持ちはとてもよく分かります。僕も人生楽しくないですし、自分が幸せになるビジョンなんてまるで見えていませんから。
それでも、彼の遺影の前で、彼のお母様と二人で泣きながら、僕の絞り出した言葉は、今までの僕よりちょっとだけ。希望に溢れていました。
「烏滸がましいかもしれませんが」
「彼の分まで生きて、幸せになります」
彼のお母様も、見守っているから、応援しているから、息子の分まで生きてくださいと言ってくださいました。
もう死にたいなんて言えません。
二人分の人生抱えて、たくさん生きて、笑って死のうと思います。
皆様にもお付き合い頂けるととても嬉しいです。
それでは。